貿易事務のまた先
正社員で11年、貿易事務をしていたNさん。毎日充実し、楽しくやりがいのある仕事だったといいます。何より語学力を活かせたことと、自分の責任である程度自由に仕事ができたのが楽しさの魅力であったと言います。11年目、残業続きの過酷な生活で体調が崩れたり、結婚をしたりと今までの忙しいライフスタイルでは続けられないと思い、退職。
その後、生活が落ち着き、子供の養育費など必要な生活費の足しになればというのもあり、再度社会人として働きたいと感じ就職活動を開始。貿易事務の経験を活かし「商社の外資系秘書」を始めました。
彼女は言います。「貿易事務」は60歳の定年までずっと続けていける仕事だが、そこにやりがいや楽しさがないと忙しさに勝てない。若いうちに未経験で始めて、結婚や子育てなど状況が変わってから転職するチャンスも多々ある職種だと感じる。まずは、「貿易事務をしたい」というビジョンがあるなら飛び込んでみてほしい。不安を抱えている時間こそ、もったいないし、経験を積むことがまず大事なのだからと。